スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

ファンタジウム 感想 

俺も 大人になったら
祖父のような魔法使いになりたいと思っていた



著者:
杉本 亜未
雑誌名:
モーニング2(講談社)
初出:
2006年 No.1



天才魔術師である北條龍五郎の孫、
英明はセキュリティー関係企業に勤めるサラリーマン。
仕事上、非合法カジノに入る機会を持ち、
そこで神業のような技術を持つ、
代打ちの少年に出会うことになる。
その少年のことが気になる北條は、彼を捜し出し
祖父の唯一の弟子であるということを知る。
少年の名は長見良。
彼はとある理由により学校に通うこともなく
実家の工場で働いていた…
祖父から受け継いだ才能を枯れさせないために
北條は良を世界の舞台に立たせようとするが…



杉本亜未が描く繊細で華麗なマジックの数々
紳士淑女の皆さん!!
長見良の織りなす舞台をご堪能あれ。

最近の新連載としては、最もと言っていいくらい注目している作品。
話作りに長けており、非常にマジックについても勉強している感じが
見られます。
まあ、私の場合は本で読んでいるだけですけど。
余談ですが、泡坂妻夫先生の小説「奇術探偵 曾我佳城」のシリーズは良いです。勉強にもなります。(あとは清涼院流水先生の「彩紋家事件」とかかな、勉強になるかは微妙)
海外小説では、ディクスン・カーが、手品を題材にしたミステリを
よく書いています。短編などは読みやすいのでは。

マジック用語もたくさん出てきて、説明も丁寧。
舞台の演出も非常に綺麗に描かれています。

まだ1巻ですので、キャラクターの数は少ないですが、なかなか個性的。
主要キャラ2人以外では、マジックショップの(口うるさい)店長が良かった。

良のレベルを試すために、カードのデッキを渡し、
「扇(ファン)にしてみろ」と言う
簡単に扇にするが、違和感を感じる良。

「どこがおかしいか、分かったら言ってみろ」と店長

「扇にする時、滑りを良くするためロウを塗るが、開き方にムラが出る…
これはカードに種類の違うロウが塗ってあるからだ」(一部文章変更)

「なるほど 少しは分かっているようだな小僧」

…こういうシーン、好きなんですよね。こうウンチクをかぶせてくる感じが。

コレによって、いきなり気さくな感じに変わって、良の良き理解者になるんですが。


あとは設定について。
天才マジシャンである良は、生まれながら難読症(単行本では正式名は発達性読み書き障害とある)というハンデを背負っています。
最近の漫画では、主人公にこういったワンポイントの設定が追加される場合が多いですが(もやしもんの「菌が見える」やZOOKEEPERの「熱が見える」とか)、設定が、本編の邪魔にならず、上手く内容を盛り立てる役割を果たしています。

あとがき漫画もきちんと書いてあり、好感度もUP(やはりマジックやLD(学習障害)についてきちんと勉強していた)。

不勉強ながら杉本亜未先生の漫画は読んだことがないので、機会があったら、名作らしい「ANIMAL X」あたりから読んでみようかと思う次第です。

スポンサーサイト

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://pottepote.blog91.fc2.com/tb.php/220-ddd63d38












上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。