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ゴールデンサマー 

著者:
ダニエル・ネイサン
谷口 年史訳

出版社名:
東京創元社

初出:
1993年6月




ダニエル・ネイサンとは、フレデリック・ダネイのこと。
そう、かの有名なエラリー・クイーンの半身です。
これは、彼の子供の頃の自伝的小説です。

10歳の少年の夏休みは、予定がいっぱい。
サーカスを見たり、川でキャンプをしたり、
遠足に行ったり、いとこが遊びに来たり。
郷愁を誘う詩や、幕間の章に見られる
古き良き時代のアメリカも魅力の普通小説。


エラリー・クイーンが、フレデリック・ダネイと
彼の従弟のマンフレッド・リーの合同ペンネームなのは、
有名なことですが、一人で小説を書いていたとは
知りませんでした。
しかも、これはミステリ小説ではありませんし。
とは言え、この小説はとても面白いです。
夏に読もうと思って、ずっと置いておいた甲斐がありました。
(そうそう、京極夏彦の『姑獲鳥の夏』も、
私は夏になってから読みました)

この小説は、主人公ダニエル(作中ではダニーという愛称で
呼ばれていますが)の、ある夏休みに起こった
様々な出来事を面白可笑しく書いてあります。
トム・ソーヤーの冒険のような小説
(と、帯に書いてありました。
私は、トム・ソーヤーの冒険を
読んだことがありませんから
良く分かりませんけども)
と書くと分かりやすいのかもしれません。

この小説の魅力は、何といっても
ダニーの素晴らしいひらめきと頓知に
尽きるでしょう。
それが、すべてお金を儲けることに
使われているというところが、
子供らしくないようでいて子供らしい
とも言えます。
ダニーは、小柄で細いし、腕っぷしも
強くなく、ガキ大将に真っ先に
いじめられるようなタイプ。
だけど、彼は頭がいいので、
知恵でピンチを乗り切ろうと
するわけです。

ダニーは、優等生ではないけれど、
きっと読み終わったら彼を好きに
なっているはず。
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